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次は、アキバランがサングラスを片手にして、フラットV以外のメンバーの前に現れたところから、ブラックが新必殺技に繋がる一撃必殺を放つ前までのところだぞっ!
これで、カットされたシーンは全部だっ!ちゃんと見てくれよな?それと、あずさが見つかるのを祈ってくれっ!


「あらぁ?暗いわね〜?」
チチゲルゲはその場でキョロキョロしていた。
「何だコレ?」
その隣で、サングラスをかけたまま物珍しそうにヒビッキーは言っていた。
「サングラスなの。あれ?アキバランが居ないの?」
少しサングラスをずらしながらビセイはチチゲルゲとヒビッキーに説明した後、アキバランを探してキョロキョロしていた。
「ネーブル・・・。」
「いけます・・・。」
その間に、足元に居たブラックとネーブルは一言ずつ小さな声で言い合って軽く頷きあった。

キィンッ!ひゅるる・・・トスッ
「不覚・・・。」
突然サングラスが現れて、眩しさはカット出来たが、光が収まって急激に視界が暗くなったジョウネはブルーにソードを弾かれていた。
「勝負あったわね。」
ブルーはジョウネの首にマイクソードを突きつけながら言った。
「ふっ、私の負けですわ、斬りなさい・・・。」
「ジョウネ、覚悟っ!」
諦めたジョウネは潔く言うと、ブルーはマイクソードを振り上げた。
「待ちなさい、ブルー!ジョウネ様に刃を向けるのを止めて貰いましょうか。」
「えっ!?何を・・・。」
急に離れた所から声が聞こえて、驚いたブルーはマイクソードを突きつけたまま声のした方を向いた。
「この者達がどうなっても良いのかしら?マイクソードを捨てなさいっ!」
ブルーか見ると、アキバランが居て、亜美真美・伊織・雪歩・春香が電撃で出来たオリに閉じ込められているのが見えた。
「くっ・・・。」
『捨てちゃ駄目だよ、千早お姉ちゃん!』
「そうよ、ブルー。ジョウネを斬れば残り4人で何とかなるわっ!」
「ブラックとネーブルを起こして戦って下さいぃ。お願いしますぅ!」
「律子さんに殺されるのなら本望・・・。ブルーお願いっ!」
マイクソードを捨てようとすると、それぞれが涙ながらに訴える。
「うるさい・・・。」
バヂッ
『キャー!?』
ドサドサドサッ
「みんなっ!」
「威力を抑えているから佐野の時と同じで気絶しているだけ。でも、次は消し炭にするわよ。もう一度だけ言うわ。マイクソードを捨てなさい。」
「くっ・・・。」
カランッ
悔しそうな顔をしながらも、ブルーは諦めてマイクソードを放った。
「良くやったわ〜。アキバラン。ブルーは最後で〜、ここのブラックとネーブルに止めを刺しましょう。」
満足そうに言ってから、チチゲルゲは足元に居るブラックとネーブルを指差す。
「ネーブル覚悟なのっ!」
「ブラックとどめだっ!」
「これで、おしまいよ〜!」
3人が一斉にそれぞれの武器を振り上げて、一気に振り下ろす。
「行くよっ!ネーブルッ!ブルー、ジョウネに体当たりだっ!」
振り下ろされた武器を寸前でブラックはネーブルを抱えて横に転がって避けると、マイクソードの落ちている方へネーブルを投げる。
「たあっ!」
「キャッ!?」
言われたブルーの方は、反射的にジョウネに体当たりして少しだったが吹き飛ばした。
「はいっ!ブルー!マイクソードですっ!」
ネーブルは着地して転がりながらマイクソードを拾って、ブルーの方へ投げる。
「させませんわ〜。」
「渡さないの〜。」
「ランサーブーメラ・・・。」
「せりゃっ!」
チチゲルゲがムチ構え、ビセイが走り出そうとして、ヒビッキーが槍を回し始めた瞬間、ブラックが3人を一斉に足払いする。
『はぶっ!?』
3人はそれぞれ巻き込み合って、転んでいた。
「えっとぉ、あっとぉ、私、あとはどうすれば〜!?」
マイクソードを投げた後、オロオロしながらネーブルは周りを見ていた。
「ネーブル、ブラックの所へ行って、ハイタッチでアキバランの方へ吹き飛ばしてっ!」
「ハイッ!ハイッ!ハイッ!」
「あら〜?」
「なのっ!?」
「なにっ!?」
ネーブルは瞬間的にブルーに言われた通りに、転んでいた3人をアキバランの方へハイタッチで吹き飛ばした。
「そっか・・・、ボクをジョウネの方へ。」
「ええっ!?い、いんですかぁ?」
何か分かったと言う顔になったブラックがネーブルに言うと、ネーブルは驚いて気まずそうに上目遣いで聞いていた。
「良いから、早くっ!」
「ごめんなさいですっ!ハイッ!」
バシッ!
強く言われたネーブルは謝りながら、ジョウネの方へハイッタチでブラックを吹き飛ばした。
「ジョウネ様には手を出させませんっ!」
アキバランは目の前にドサドサと落ちる3人を見ながらも、魔法のステッキを出して飛んでいくブラックに黒い電撃を放った。
チュインッ
「私を忘れてないかしら?」
ブラックに当たりそうになったところで、ブルーがマイクソードで電撃を弾いた。
「仲間のところへ送るよっ!」
「私もただではやられませんわ!」
ソードを拾っていたジョウネは、向かってくるブラックの方へ構えながら言う。
シュンッ!パシッ!
「なんですって!?」
「せいっ!」
白刃取りされたジョウネは驚きの表情のまま、ブラックに体当たりされて一気にアキバランの方へ弾き飛ばされていた。
「よくも、ジョウネ様をっ!」
「私が時間を稼ぐから、ブラック、ネーブル、早くっ!」
ブラックの前に立ち塞がって、マイクソードでアキバランからの電撃を振り払ったりしながらブルーが言う。


お待たせしました〜。最期の緊迫した『まな板ブルー』役の千早ちゃん凛々しいですよね〜?
ま、間に合って良かったぞ・・・。
ごめんなさいね〜、響ちゃん。それでは〜、最期にNG集をご覧頂きながらのお別れになります〜。
本編の俎板戦隊フラットV12話「新必殺技完成!」と照らし合わせてみて貰えば、更に楽しめるぞっ!
それでは〜、NG集楽しんで下さいね〜。

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