設定資料「如月高校連続殺人事件」
暁 静(あかつき しずか)
盲目の少女。目が見えない代わりに、匂いと気配にとても敏感。第一犠牲者の横山 秋子の後輩で、見てはいないが横山 秋子の死体第一発見者。
横山 秋子(よこやま あきこ)
第一犠牲者。父が事務のエキスパートである。生徒会の会計を務めて二年目に、使い込みの真意に辿り着きそうな所で賢に殺害された。先輩に受けが良く可愛がられていた。正一とは恋人関係だった。
山名 正一(やまな しょういち)
生徒会の副会長。文武両道で男女共に好かれる。眼鏡をかけており、取られると見えなくなってしまう程目が悪い。秋子に惚れていて、付き合い始めて少ししてこの悲劇に会う。横山 秋子の死体第二発見者。
保積 賢(ほづみ けん)
生物部トリオの一人で生物部の部長。生徒会費用の使い込みを一年前にしており、それに辿り着こうとした横山 秋子を殺害。冷酷で頭が良い。唯と超炎を使って更なる悪行を企てる。
逆井 唯(さかさい ゆい)
生物部トリオの一人。如月高校の中でも1,2位を争う才女。本当はそうではないのだが、外見からか冷たく見られている。本人は賢のした事や、賢に対して自分が知恵を貸している事に罪悪感を感じている。
矢崎 超炎(やざき ちょうえん)
生物部トリオの一人。賢と唯の言う事しか聞かない。運動神経と腕っ節はピカ一。中学の時の唯に助けられた事で、それを恩に思い唯の傍にいる。賢の行動が段々とエスカレートしていく事に悩んでいる。
宮原 富男(みやはら とみお)
現生徒会会長。普段はおちゃらけて居ていい加減な性格。いざと言う時に本領を発揮する。普段は生徒会役員を名前にちゃん付けして呼ぶ。一部本来の富男の性格を知らないものからは何故生徒会長になったのかと疑問視されている。
赤木 由美(あかぎ ゆみ)
生徒会副会長。一番普通の子(笑)成績そこそこ、運動そこそこだが友達付き合いが上手なので、票を集めて当選した。生徒会に入るまでは結構いい加減な性格だったが、入ってからは副会長の自覚を持って真面目にやっていた。結構涙もろい。
高坂 誠(こうさか まこと)
生徒会書記。いつも会長の宮原 富男にからかわれている。周囲を良く見ていてとても良く気がつき気が効くが、勘違いも多い。しかし、男女関わらず誠に救われた生徒は多い。一部の先生とは考え方の相違で良く衝突している。
中川 真(なかがわ しん)
前生徒会会長。横山 秋子の腕前に驚いていた彼だが、とても優秀で絵に描いたようなしっかり者。どんな時でも冷静沈着な判断が出来る。無事卒業して、今は大学に通っている。
高橋 功(たかはし いさお)
如月高校の教頭。とても無口。校長には進言するが、基本的に普通の教員や生徒には口出ししない。逆に怒らない事で功を恐れている生徒もいる。とても渋く、一部の生徒の間に人気がある。
清水 圭一郎(しみず けいいちろう)
如月高校の校長。いつも笑顔ではきはきしている。人を見る目があり、教頭を始め先生の間では絶大な信頼を得ている。その人柄は生徒や生徒の親にも伝わっており、今の如月高校の人気のかなりの部分を担っている。
長野 英一(ながの えいいち)
前生徒会会計補欠選挙管理員会会長。その当時なり手が居なく、自分から会長へ立候補した。声が大きく元気。元合唱部で歌う事と音楽が好きで、音楽大学へ進学した。
蓮見 しのぶ(はすみ しのぶ)
クラス委員。とても大人しく温厚な性格。第一被害者の横山 秋子の殺人現場の唯一の目撃者。殺人現場を見てしまったのもあり保積 賢を極度に恐れている。毎日のように悪夢を見て憔悴している。
如月高等学校
その自由な校風と校長の人柄が良い事で知られている。レベルは中の上。ここ数年霞ヶ浦大学への進学率が上がっている。