マップス
長谷川裕一さん原作のコミックス。
丁度連載時期は私がまだ、中学、高校の時だった。
コミックノーラと言う雑誌に連載していた。
宇宙海族のリプミラと元(げん)という少年が主人公のお話。
とにかく驚かされたのは、世界観の大きさ。
宇宙を舞台としているが、そこにはいろいろなものが渦巻いていて最後にはその謎も解き明かされる。
途中にはギャグも入るが、全体的にはシリアスな物語。
最終回は無いのではないかと思っていた。
実際に最終回が来た時はショックだった。
小さかった私にはカルチャーショック的な作品だった。
ただ、このマンガを読んでいる人間は始まった当初は近くに誰もいなく、話題を共有できず寂しかったが、高校に入り今でもTRPGのメンバーの一人が読んでると聞いて嬉しかった。
やっぱり、こう言う話はファンタジー的なものが好きじゃないとダメなのかな?
宇宙人もいろいろと出てきて、感心させられた。
今まである、イーバや火星人などのものとは違い、長谷川先生オリジナルであろうキャラ達は今までに無く斬新で良かった。
このマップスという題もちゃんと意味があるのも良かった。
古本屋ででも、何冊か読んでみて自分に合うと思ったら読んでみて下さい。
ツボにはまると一気に読みきっちゃう作品だと思います。