車窓の貴方
貴方に最初に気が付いたのは
新しい電車の時間にに変わってから一ヶ月位経ってからだった
ゴールデンウィークが過ぎて楽しい事が無いかと腐っていた時だった
毎朝同じ時間
同じ車両
同じドア
正反対方向の行き先
見れるのはほんの一瞬
何で気になったのかは覚えていない
満員電車に潰されていたり・・・
空いているとほっとしていたり・・・
席が空いているのに何故か座らなかったり・・・
居ないと風邪かな?なんて思ってみたり・・・
夏も大した思い出は無かった。
ただ、貴方の姿を見れないのが・・・
また、今日も貴方は
同じ時間に
同じ車両に
同じドアに
そして・・・私も・・・